なぜ、「ボトックスで小顔に」なれるのでしょう?

 小顔に憧れる女性は多いですが、それは夢のような話でした。しかし、ボトックスの登場によりそれが可能となりました。
 ボトックスは、ボツリヌス菌という本来は重い食中毒を起こす原因となる猛毒ですが、それからA型ボツリヌス菌を抽出し、筋肉や神経の活動を抑えるという性質を利用してボトックスという治療薬が作られます。ボトックスは、1970年代から多汗症などの治療に利用され等、安全性は確認されています。近年は美容治療においても使用されるようになり、ボトックスを注射することにより、顔や体の筋肉の活動が抑えられ痩せられることが分かり、美容先進国のアメリカでは随分前からボトックスによる小顔治療が行なわれています。
 日本国内において、ボトックスは注射剤として1996年以降、眼瞼痙攣、片面顔面痙攣、痙性斜頸の適応で承認されており、美容治療分野でも、筋弛緩作用を応用した「皺取り」や「輪郭補正(エラ取り)」の目的で使用されています。日本人の持つ根強い小顔願望や美容への強い関心から、ボトックスは急速に普及し、現在では相当数の美容治療院でボトックスを使った小顔治療が行われています。

「ボトックスで小顔に」なりたい!
でも安全性は大丈夫?

 「ボトックスで小顔になりたい」と思ったら、その願望だけで突っ走ってしまわず、メリットとデメリットを確かめましょう。ボトックスで小顔治療を行なうメリットとして、@ボトックスの効果が無限ではなく、気に入らない場合でも数ヶ月で元に戻ります。ボトックスで小顔になって喜んでいたのに、徐々に効果が薄れ、元の状態に戻ってしまいます。このため、継続してボトックスの小顔治療を行なうケースも多いようです。これはボトックスの小顔効果がてき面ということでしょう。Aボトックスで小顔治療するときはアレルギーの心配がほとんど無いというのも安心です。Bボトックスはメスを使用する外科的な手術ではないので全身麻酔は無く、体への負担が少なくて済みます。またボトックスで小顔治療はメスを使用しないため、傷跡が残りませんし、日帰り治療でできます。
 ボトックスで小顔治療を行なうデメリットは、@小顔の効果を持続させるためには定期的にボトックスを注入しなければならず、その分費用が掛かります。Aボトックスを過度に注射すると表情筋の活動が抑えられ過ぎて、小顔が強張ったり人相が変わるなどのケースがあるので注意が必要です。

「ボトックスで小顔に」の副作用に対する
心配は・・・?

 ボトックスで小顔になりたいけれど、副作用に対する不安をもつ方も多いようです。ボトックスで小顔にする治療自体は簡単ですが、後遺症に対する不安や効果の程度に個人差があるなどしますので、治療前に医師から十分なカウンセリングを受け、自分の意思をしっかり伝えることが大切です。さらに事前調査として、ボトックスを行う医師やクリニックが信頼できるかということも重要です。最近ではほとんどの美容外科クリニックがHPを公開しており、ボトックスについての説明や小顔の効果などについて情報を掲載しています。
 ボトックスで小顔治療を行なう前に、@クライエントの不安を払拭できる情報が記載されているか?Aボトックスを使った小顔治療のメリットだけではなくデメリットについてもきちんと説明されているか?Bボトックスで小顔治療をする際の、最初の段階でのカウンセリングは無料か?Cボトックスを使って小顔治療を行なった後のトラブルに対するアフターフォローについて説明されているか?Dボトックスの小顔治療を実際に担当する医師の経験豊や実績は明確にされているか?等に留意して詳細を比較してみるといいでしょう。Dは直接確認する必要があるかもしれません。

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